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ポートランドと日本~これからの地方都市のあり方

ポートランド

7/6(金)に大雨の中、山崎満広氏(元ポートランド市開発局)と山崎亮氏(「コミュニティデザイナー」studio L)のトークイベント「これからの地方都市のあり方」に参加してきました。

 

今のポートランドブーム(知らなかったですが・・・(汗))の立役者の一人である 山崎満広氏は、アメリカ ポートランド市の開発局に長く勤められ、コンパクトな街・サステイナブルな交通・クリエイティブな経済開発・人々が街に関わるしくみなど、才能が集まり賢く成長する街のつくり方を進めて、ポートランドを毎週数百人が移住してくる、全米で一番住みたい都市にしてきました。

一方、山崎亮氏は、作らない建築家として知られ、住民の力で通りや町を盛り上げていく仕組みを作る「コミュニティデザイン」の先駆者です。

 

公共側で税収を上げるための施策(ハード)と、その税を使いながら住民のコミュニティの活性化(ソフト)の両輪の話の違いが聞けて面白く、日本でもこの両輪が交流するべきだ、との話でした。

 

これからの地方の地域コミュニティーは誰が率いていくのか、については、昨今のSNSの時代では、参加する場がたくさん出来てきており、自治会などはその一つに過ぎなくなってきている。NPOやその他の同じ趣味の集まりなど、地域内に囚われない多様な形のコミュニティーが率いていく「シェアリングエコノミー」の時代がやってきているので、コミュニケーションの下手な日本人は、色んな場所に参加しながらそれらをうまく活用し、地域を盛り上げていく必要がある、との話でした。

 

ポートランドでは、ホームレスの方が働く場として、「リビルディングセンター」という大きな倉庫があり、建物を壊す情報が入ればホームレスの人達(大抵解体業の経験がある)を大勢つれて丁寧に解体し、センターに部品や設備機器ごとにならべて、売っているのだそう。今では手に入らないレトロな建具や備品が安く手に入るということで、ホームレス対策としても業者にとっても両方にいいことだと思うので、日本でも導入できれば面白いかな、と思いました。

(第一設計室 芦口賢史)

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