2011年5月竣工
武庫川純福音キリスト教会ー日本アッセンブリーズ・オブ・ゴッド教団
1978年に武庫川で活動をスタートした武庫川純福音キリスト教会は、これまで築数十年の民家を改装し教会として利用していましたが、老朽化が著しく、また、信徒数も増え施設が手狭になったきたことから、長年計画されていた建替工事を行う事となりました。
建物は法規制による高さ10m未満になり、各階の高さを抑えた計画としていますが、特に天井高さを必要とされる礼拝室は最上階に設け、トップライトから降り注ぐ自然光により視覚的な高さを確保しています。また講壇背面の壁は両袖に設けられた開口から自然光を取り入れ、ガラスモザイクタイル面に取り付けられた十字架が象徴的になるよう計画しました。礼拝室は祈りの空間であるとともに、この教会のゴスペルチームの演奏会など様々なイベントが行われることから、余分な装飾類は設けずシンプルな造形・明るい色遍いとし、様々なシーンに対応できるようにしています。また、講壇の床下には洗礼に使われる洗礼槽が設けられ、全身を水につける浸礼が礼拝室で行えるようにしています。
http://www.geocities.jp/mukogawach/
物件名 | 武庫川純福音キリスト教会 |
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所在地 | 兵庫県尼崎市 |
竣工年月 | 2011年5月 |
用 途 | 教会 |
規 模 | 建築面積 135.71m² 延べ床面積 388.37m² 階数 地上3階建 |
構造 | S造 |