創業者 黒田公三

黒田公三は1929年3月神戸市葺合区(現中央区)で生まれ、終生神戸を離れることなくこよなく神戸を愛し続けました。1946年神戸工業専門学校建築科(現神戸大学工学部)に入学し、その傍ら母校の兵庫県立兵庫工業高等学校で教鞭をとっていました。

その頃、別車博資氏に師事し画家になることを夢見ていました。若い頃に描いた絵を誰に見せることもなく、自分の執務室に掛けていました。黒田公三の薫陶を受けた教え子たちが大勢巣立っていきました。教え子たちは口をそろえて、黒田先生はきびしかったが面倒見の良いやさしい先生だった。休日に先生の自宅によく遊びに行ったものです。と証言しています。

黒田建築設計事務所を設立し建築の設計活動を始めると、生活の全てをそれに捧げていきました。お施主さんに献身する姿を所員に示し続けてくれました。最後に黒田公三が生前に言っていた言葉の中に「自分は黒田建築設計事務所を、社会に貢献出来る事務所にしたいと考えている。だから、自分が引退したあと黒田建築設計事務所をどうするかは残った者が考えればよい、社会の為に少しでも役立つのであれば遺せばいい」と言う意味のことがありました。

この意味の重みを充分理解した上で黒田公三亡き後遺された所員は黒田建築設計事務所を存続させる決意をしました。
黒田建築設計事務所には、三つの基本理念があります。
・都市と建築の設計業務に献身し、広く社会に奉仕する
・創造のよろこびと自己の高揚を意義として働く
・豊かな人間生活の確立を目的として努力する
この三つの基本理念の基に、黒田公三の教えを受けた私たちがどの様な仕事をしているのか、きびしい批判は覚悟していますので是非ご批評をお聞かせ下さい。


黒田 公三
1929年 神戸市生れ
1950年 旧制神戸工業専門学校
  (現神戸大学)卒業
    兵庫県立兵庫工業高等学校
    建築科教諭を経て
1964年 黒田建築設計事務所を設立
2001年 3月死去

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